嘘の頻度はその犬の性格にもよると思いますが、私の愛犬デュオはかなりの嘘つきです。
例えば…
今年デュオは身体のあちこちに支障が出て、薬を飲まない日は殆どありません。
粉末状の薬を少量の水で溶き、針のない注射器で飲ませる薬のときは良いのですが、錠剤のときが大変です。
きちんと下の動画の様に口の奥まで薬を入れても、ゲーゲー言いながら意地でも吐きます。
それを5回ほど繰り返しても無駄とわかると、次からはおとなしく薬を飲むようになります。
…が、実は飲んだふりをしただけで、どこか見えないところへ行って吐き出していたのでした
人間の子供がよくやる嘘ですよね。
口を開けさせて確認しても、舌の裏に隠していたりするのですから、たいしたものだと思います。
…しかし、嘘はともかく犬の仮病については驚かされます。
【犬の科学】によると、犬は、飼い主の注意をひき、愛撫され、特別な餌が与えられたり、優しくされるとわかると、どこも悪くないのに、見ていられなくなるような苦しそうな病状を示すというのです。
これまでに報告された犬達の仮病は、咳、おびただしい鼻水、拒食、下痢、嘔吐、聴力障害、筋肉硬直、麻痺などがあり、人間のミュンヒハウゼン症候群患者に匹敵するような巧みさで仮病を使います。
…愛らしい子犬達。
この愛らしい犬達は、生まれながらにして人を操ることに長け、まるで小悪魔です(汗)
【犬の科学】の著者はこれまでの犬説…
例えば犬が昔から人々の役に立ってきた説、犬は猿の次に頭が良い説などをことごとく否定していきますが、犬嫌いでは決してなく、犬を心から愛しています。
犬を愛し、一緒に暮らしていくのなら、その本当の性格や歴史を知る必要があるのですね。
薬の飲ませ方 [犬:錠剤編]
犬の科学―ほんとうの性格・行動・歴史を知る | |
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