約12年もの間ドッグフードに頼ってきたのですから、まずは知識が必要です。
犬の手作り食の本も色々ありますよね。
中でも須崎恭彦 獣医師の著書が目立っていましたが、穀類中心というレシピに無理を感じ、今回は生肉派の本村伸子 獣医師の本を選びました。(愛犬は生肉に慣れていないけれど)こちらの方が食べてくれそうだったからです。
犬と猫のためのナチュラルケアシリーズ別冊
もう迷わない! ペットの健康ごはん
著 者:本村伸子
出 版:有限会社コロ
価 格:2,625円(税込)
本書は犬と猫の手作り食の本ですが、写真やレシピはありません。
適量の骨つき生肉と細かく刻んだ野菜(基本的には生野菜)を食器に入れれば完成!という超簡単食だからです。
しかし、科学的根拠に基づいた犬や猫に必要な栄養についてはきちんと書かれているので、骨付き生肉の必要性を理解することができました。
例えば、老犬には低脂肪・高タンパクな食事が必要なので、脂肪は減らしても、お肉はたくさん摂る必要があります。それなのに、市販のシニア用ドッグフードは穀類中心なのだそうです。全然栄養が足りませんよね。(本村伸子 獣医師は犬は肉食なので穀類は不要という考え。消化が悪く、多量の穀類は不適切なのだそうです)
老犬の場合は骨ごとミンチにした生肉で良いので、とり農園の骨ごと丸鶏ミンチや骨ごと手羽先ミンチ、鶏頭のミンチなどが大活躍しそうです。
生肉に不慣れな犬でも、1ヶ月ほどかけて少しずつ変えていくので、今まで食べてきたフードに混ぜ込んでしまえば食べるようになるかも知れません。うちはそれで大丈夫になりました。
生肉嫌いだったので、単品で食べるかはまだわかりませんが…。
それよりも問題は、野菜嫌いの方。
レバーも嫌いなので、栄養の偏りが心配です。
そこで検討中なのが、ビリングハースト博士の【 Dr.B’s 】シリーズ。
骨付き生肉と言えばビリングハースト博士ですよね
栄養たっぷりのパティはもちろん、著書も魅力です。
≪バーフ理論の創始者・ビリングハースト博士 ≫
手作り食を始めるにあたってのバーフ入門書
オーストラリアの最高の生の食餌
著 者: イアン・ビリングハースト
価 格:2,730円 (税込)
ビリングハースト博士の生食(ローフード)【 Dr.B’s 】シリーズ
骨付き生肉は犬の涙やけや関節炎の予防にもなるそうです。
便がパサパサになるのは骨が多すぎるからなので、その場合はパティを減らして骨なしの生肉をプラスすれば良いと思います。(うちもそうしようかと検討中)
キッチンドッグ パーフェクト50レシピブック
著 者:南村友紀
価 格:1,470 円 (税込)
とてもお洒落な犬用レシピブック。
綺麗で美味しそうだったので、思わず購入してしまいました。
感想はまた後日に…